2008年6月27日金曜日

BRAIN VALLEY上・下

瀬名秀明著 角川書店

前作「パラサイト・イブ」同様、一気に読ませる引力を持った作品です。
今回は2度目なのでじっくり読んだ。

詳細な先端の科学技術は膨大な資料を元にしている。
巻末の参考資料の多さは小説の域を超えてる。
その詳細な科学技術を書きつつも読者を飽きさせないどころか引き付けて離さないのが凄い。
随所にドラマチックさがあり、次に何が起こるかと、ワクワクさせられる。
さらに、各登場人物のそれぞれの立場や環境が非常にリアルであり、かなりの原場取材をしたのであろうと想像される。

しかし、瀬名秀明はそれだけではない。
後の「八月の博物館」「虹の天象儀」「ハル」等を読んで気が付いたのだが、彼は感動したがっている。
作家なのだから読者を感動させようとするのは当然だが、それ以上に彼自身が「感動」を求めているように思われる。

「BRAIN VALLEY」はエピローグに集約され、「記憶」や「神」や「奇跡」というのは、人が明日を生きるための物なんだなぁ、と言うのが、おいらのまとめ。

ちなみに、近年(いつかは知らない)NMDAR3A、Bと2つのサブユニットがクローニングされたそうだ。
R3自体はグルタミン酸を受容せす゛、R1とヘテロ多量体(複合体)を形成して働く。
 

2008年6月25日水曜日

イオマンテ

一般には、「熊祭り」「熊の霊送り」だそうだ。
ポロトコタンのアイヌ民族博物館でも「熊の霊送り」となってる。

おいらは「神送り」のお祭りだと聞いている。
たしかに熊(キムンカムイ)のイオマンテが一般的だけど、もっと上位の神であるシマフクロウ(コタンクルカムイ)のイオマンテの方が盛大に行われるのだそうだ。

調べたら、Wikipediaにあった。
どうやらおいらの知識は一部地域の物のようです。(名寄あたり?)

イオマンテの最終日の最後のウェペケレ(昔語り)はラスト(結末)を話さないで終わる。
続きは次回のお楽しみなのである。
だから、また熊やシマフクロウの肉を着て来て下さいと、カムイ(神)に対して駆け引きをしているわけだ。(笑)

フチ(祖母)の命日を控えてこんな事を考えてました。


アイヌ民族博物館
http://www.ainu-museum.or.jp/index.html
 

2008年6月23日月曜日

T424


TRX850の開発コードである。


カッティングシートで作ってみました。

フォントは一部の方にはお馴染の(笑)朗太書体です。


カッティングシートで文字を作る時って普通はどういうやり方がセオリーなんだろうね。

直接書けると一番良いのだろうが、普通は印刷した文字を使うだろうね。

それをカーボン紙で転写する?

それとも直接カッティングシートに印刷する?できるの?XYプロッタなら可能だろうけど。


今回は印刷した用紙を、文字の部分を避けて糊付けして、カッティングシートと一緒に切り取る作戦で製作しました。

以外と上手く出来た。

2008年6月20日金曜日

切れた・・・、

今日も応援の仕事なので、道具がいらず、身一つで良いので、SDR(通勤快速号)で出勤。

そしたら、R129号上で「ぶちっ!」・・・・・。
クラッチケーブルが切れた。

とりあえず、現場に連絡。
相方は遥か彼方、本牧に向ってる。
しょうがないので応急処置、切れたワイヤーの先端を、よってあるのをほぐして輪っかを作る。
レバー根元のワイヤーアジャスターを外して輪っかをレバーに引っ掛ける。
やっぱり短くて、レバーを放しても半クラ状態。
でもまぁ、なんとか走るのでとりあえず帰宅。

TRX(通勤特急号)出動。

2stから乗り換えると走り方が変わるなぁ。
無理なすり抜けはしないし、気分的にも落ち着いてる。
2stエンジンの暴力的な性格は乗り手を急き立てるなぁ、なんて思ってみた。
それはそれで面白いけどね。

結局重役出勤、まぁ、古巣の会社の応援なんで、社長以外でおいらに文句言える奴はいないから、よし。(笑)

帰りは宮ヶ瀬廻ってプチツーリング気分。

2008年6月17日火曜日

循環小数

先日書いた「1=0.99999999・・・・・・・・」
Wikipediaにもろそのまんまの記事がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/0.999...

さらに循環小数を調べたら、面白い数を発見!
1/61です、計算してみよう。

0から9までの数字が6個ずつの60桁の循環節を持つ循環小数になります。
計算が面倒な方はこちらを参照。
http://www.lcv.ne.jp/~hhase/(あそびをせんとや)
 

2008年6月16日月曜日

プラス デバイス

今日はラブホテルの改修現場で換気ダクトの工事をした。
古巣の会社から応援を頼まれてのことだ。
衛生設備と併せてしばらくは通うようだ。
でも、その間に別の現場の外壁(サイディング)を貼らなくては。
先週ユニットバスを解体した現場も配管しなくちゃ。
新築の現場も動き出してるし、
欠落した玄関ポーチのタイルの補修なんていう細かい仕事も入ってる。
そういえば、ブロック塀の見積もりも頼まれてた。

先々まで予定がギチギチに詰まってきてる。
それでもまだ仕事の依頼が絶えない。
これ以上は無理です。丁重にお断りします。

これは喜ばしい事なのか?おいらはもっとのんびりしたいんだけど。
一日5万円以上儲かるのなら優先的にやらせてもらうんだけどね。(笑)

今この業界は「安い、うるさい、」が定番になってる。
まあ、検査や安全管理ってのは判らんでも無いけど、その分のコストはどーなってるんだ?
現場が安全でも飯が喰えなきゃ生活が危険だって。
実際、現場で作業しない人たちが体裁だけ取り繕ってるだけじゃないの?
それじゃあ、こっちとしてもそれなりの仕事しかできないし、する気も起きん。

お客さんの顔が見える町場のリフォームなんかは、わりと気持ちよくいい仕事ができる。
こっちに重点を置いてはいるが、安定してないのが玉に瑕。

ちなみに、うちの屋号は「Plus Device」、もう一工夫と言う意味で、相方が考えた。
腕には自信があるので、リフォームの際には是非、
と言いつつ、連絡先は明かさない、だって忙しすぎるんだもん。(笑)

2008年6月14日土曜日

「ゆらぎ」の不思議な物語

佐治晴夫著 PHP研究所

この本は、カオスやフラクタル、1/fゆらぎ、と言った物の入門書で、非常に分かり易く書かれていて、まるで佐治教授の講義を聞いているかのような感じです。
10年以上も前の本だけど、今でもたまに読み直す。

なによりもこの本の目玉は金子みすゞである。(笑)
著者自信が金子みすゞファンクラブの第一人者である事は有名で、この本にも13篇の童謡詩が載せられている。

中でも「星とたんぽぽ」は「空」(くう)を表し、「はちと神さま」は「再帰」「フラクタル」に通ずる。
素朴で純粋な感性は、実は真理に一番近い所にいるのか!?と思わせるくらいに深い。

この本の中の数学のおまけ、
ⅹ^0=1
1=0.99999999・・・・・・・・
それぞれ証明してみよう。

2008年6月11日水曜日

止め打ち

最近甘デジが調子いい、と言うか、それ以外がダメダメなんだけど。(;´д`)

で、今日はCRAアイドルコレクション70’を打ってきた。

大当たり確立が1/84.8で、換金が3円だとボーダーラインは千円あたり21回転、回らないと話しにならないスペックのようだ。

投資2千円で初当り、時短中にもう一度当って一箱弱、7ラウンドなので割りと出玉は多い。

それが飲まれかけたとこから確変10連荘、その後も少しずつ増えて、8000発ほどゲット。

ボーダーより若干下回ってたので粘るのは止めた。


この台は電サポ(時短)中の電チューの抽選時間が長めなので止め打ちの効果が高い

一度の当選で3回開く電チューの2回目が閉じる直前に止めて3回目が閉じてから打ち出す。

電サポは通常30回転、連荘すると60回転だけだが、時短中は演出(特に擬似連)が多いので、調子が良いと200発くらい増えそうだ。

しかし、周りを見渡しても止め打ちをしている人はほとんどいないね。

通常時も保留満タンでスーパーリーチ中なのに打ち続けて、演出用のプッシュボタンをバシバシ叩くのに夢中になってる。

勝つ気無いとしか思えないね、まぁ、他人の事だからいいけど。



今日のトータル

投資11000円

換金28000円

プラス17000円

この前2万負けた分を少し取り戻したな。

2008年6月9日月曜日

コネクタの中身破損!?

昨日TRXを始動しようとしたら、ニュートラルランプが点かず、クラッチを握ってもセルが回らない。


バッテリーは大丈夫、他のライト類は点く。

ヒューズも切れてない。

以前からたまにニュートラルランプが点かないことがあって、ニュートラルスイッチの接触か、断線の恐れがあるかな、とは思っていたんだが、クラッチを握ってもダメということは、違う原因が()あるようだ。

一応テスターでクラッチスイッチをチェック、良好である。


配線図を見て中りをつける、スタータカットオフリレーが怪しそうだ。

早速チェックだ、コネクタから外してみる。

あ?あれ!?

コネクタの中の金具が、U字に曲がってリレー側の端子が接触するはずの部分が、U字の頂点辺りからポッキリ折れてる、2箇所も。


とりあえずなんとか接触するように加工、応急処置を取る。

このコネクタって単体で手に入るのかな?・・・、無理っぽいね。

ハーネス一式だと、2万円弱・・・、ヤフオクで気長に探すか・・・、(;´д`)トホホ


何故、こんな所が折れるんだろ??



2008年6月5日木曜日

大型なのに限定!?

今日運転免許の更新に行ってきた。

受付は予想外に空いてたが、視力検査は案の上の大行列・・・。
前回苦戦した深視力も今日は楽勝だった、いいかげん慣れてきたのかな。

交付された免許証の条件等の欄に「中型車は中型車(8t)に限る」と書いてある。
大型を持っていても、深視力で落ちたり、高齢で大型のみ放棄した場合、以前の普通免許の範囲で乗れるように記載されてるそうだ。

また3年後、優良ドライバーの道は険しい。(笑)

って、書いて投稿したらエラーになって全部消えちゃったので、もう一度書いたよ。(--メ)
掲示板なんかでもたまにあるんだよな、こういうこと。
投稿前にはコピー取っとく癖つけたほうがいいな。

2008年6月1日日曜日

なんだこりゃ、千島学説

千島学説を読んでみる。
ふむふむ、生命弁証法ね、既存の科学方法論を形式論理として・・・、なんか穿った見方してないか?この人は科学に明るくないのかなぁ?
熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)を批判してますね~。
その根拠としてクラゲの逆成長を挙げている、クラゲは絶食状態にすると成長過程を逆行して胚子のような細胞塊にまでなるそうだが・・・、それは生物的な特徴であって熱力学第二法則を覆すようなものじゃないだろ。
その証拠に逆成長の過程でそれまで摂取した物を排出するわけじゃないでしょ。マックスウェルの魔物が必要になってしまう。
さらには宇宙は無限!?有限だろ、その辺は議論の余地が少しはあるかも知れんが、断定しちゃだめだろ。
なんだこりゃ、初っ端からなんか変だぞ。
で、良く調べたら、反対意見はありました。あっさり見つかりました。
生物学等の識者の方々は千島学説をまったく相手にしてないのですね、対して、狂信的な肯定論者が多数いて、検索すると肯定論ばかりが目立った、と言うことでした。
そして、有識者の方が千島学説の批判をすると、狂信者どもから矢のような攻撃を受けてるようです。
ああいう人たちは人の話を聞かないから、当然のごとくいつまでも平行線、ただの嫌がらせだね。
そういえば、前回紹介した「言霊でDNAの謎を解く」という本に、やたら「神です」みたいな事が書いてあったが、あれはネタじゃなくマジだったんだ。(笑)