2008年10月17日金曜日

紙パック

といえばリサイクルの代表選手みたいなものだが、
紙パックをリサイクルする事によってどういう結果がもたらされたか具体的に知ってる方は居ますか?
バージンパルプの使用量、紙全体の消費量、新生紙、再生紙、それぞれの製紙コスト(お金ではなく、回収、運搬も含めて使用した燃料や排出したCO2等の環境負荷)等など。

昔に聞いた話だと、紙パックはポリエチレン等でラミネート加工されていて、それを剥す為に余計に燃料がかかるそうだ。
だったらとっとと燃やして土に返したほうが良いんじゃないの?
そもそも再生紙と云っても最終的にはトイレットペーパーになって、公共下水に流され、最終処理場の汚泥となって、最後はどこぞの埋立地に捨てられるのではないかい?
どこが循環型社会なのか?底が知れるぞ。
山から摂った物は山に返して、また木を育てることが本当の循環でしょう。
如何に捨てるか、ということは、再生する以上に重要だと思う。

昨今、紙はリサイクル出来るからいくら使っても良い、というような風潮があるように感じられる。
過剰な梱包、たいして見もしないビラやパンフレット等など。
IT技術が飛躍的に進歩したなか、日本だけが紙の消費量が増えたと聞いた事がある。
いったい何処が先進国なんだ?技術大国と云ったところで文官が幅を利かせる日本じゃこんなもんか。

紙パックしかり、結局紙の消費を控える事には考えが及ばないらしい。
紙に限らず、リサイクルするには回収、運搬、再生の各行程にコストがかかる事を認識している人はどの程度いるのかね。

以上、本格的に調べたわけでもなく、古い知識と偏見で書いてみましたが、最新の情報をお持ちの方がいましたら是非教えてください。
  

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