2008年9月16日火曜日

最近読んだ本

「水霊」(ミズチ)田中啓文著角川ホラー文庫、「清明百物語」富樫倫太郎著徳間文庫、「QED 百人一首の呪」高田崇史著講談社文庫、「カムナビ」「二重螺旋の悪魔」梅原克文著角川ホラー文庫。

まあ、面白く読ませてもらったのだが、今ひとつ感動が無いというか、読み終わってからの余韻が無い、なんか呆気に取られた感じ
これらの作品は、どれもかなりの資料と取材を基にされているようで、どちらかというと小説としてではなく資料として手元に置いておこうと思ってる。
特に感じ入ったのは百人一首胎蔵界金剛界曼荼羅に配置した「QED」、著者は古の言霊信仰を良く理解していると思う。

ストーリーはね、藤木稟夢枕獏くらいに読ませてくれたらもっと良かったんだけどね。

以前、亜理さんから薦められた村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は上巻を手に入れたが下巻はまだ、揃ってから読もう。
もう一つ岩井志麻子?(だっけ)の「ぼっけえ、きょうてえ」は手に入れたが、何処にいった?

次に読むのは司馬遼太郎「妖怪」、司馬遼が妖怪だって!なんか面白そうだよね。
早速読み始めよう。
  

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